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セーラームーンの色々なんでもあれやこれ
今年のうちに語っておきたい造形がこちら
我が家の造形師と何度も作り直した透明の原作版ロングムーンスティックです 一月から制作を始め、5月の撮影までに第一号を仕上げたものの 頭部分も棒の部分も何もかも気に入らず(造形担当が) 10月にはもう一度全て制作したという、今までの造形の中でも最高難易度のロッドでした 大体レジンでこんなでかいもの(しかも形よ)作ろうとしたらいけないのだ知ってる! だって棒から頭から全部透明なんだもの仕方ないじゃない(力説 全部透明だから撮影も大変なんですよ 黒背景にしても写らない(しかも長いから全長撮れない そんな制作風景のレポを数年後の我らの為に残しておくべきである ムーンスティック部分の原型は石膏成型にビー玉を組み合わせ まずこのビー玉の先端位の部分に三日月が乗っている構造が難しい(当然やんダンダン 今回頭部分は一体成型を目論んだのですが、それで最初のロスタイム 何個作っても硬化不良(でかいから当然 表面しわしわ(でかいから当然 三日月根元が折れる(接着面ビー玉だから当然 結局最終的に立体成型ではなく片面ずつ硬化させ少しでもレジンの量を減らし合体させる方法に そこからしわの寄った表面を時間ギリギリまで研磨 (ちなみにuvレジンでも試してみましたが気泡が酷くてもっと無理だった) 4つの玉にそれぞれジルコニアを埋めて仕上げ だってイラストにも埋まっているからそう設定通りなのさこれは 大きなハートもジルコニア 100均のハートでもいいかと一瞬思いましたが ここまで時間をかけた作品に100円のパーツを埋めることなどできるだろうかここは奮発していくべきである そして棒がまた、めちゃくちゃ苦労した部分 この透明ロッド、透明の棒も二重構造で中に宝石が入ってるんですよ何だって それで太いアクリルパイプを数種類用意し組み合わせ(この太さと長さのものは限られてくるので高いアクリル製しかない 中に細いアクリルの棒を差し込み、少しずつレジンを流しては固めて また流し込んでは固めるを数日かけて進めて行く作業を二人で進めて行く日々が〆切一週間前 風呂場に棒を固定し、なるべく内側の壁に付かないように少しずつレジン液を流していく だがしかしどう頑張っても気泡が入るどこではなく もはやアクリルの棒の内側で空間ができる始末 それが固まってから小さな穴を開け、またレジンを流し込んで埋めていく作業が鬼畜でした そんな苦労したロッドの写真をみてください(撮影:彩輝さん この透明感をばっちり撮影いただきました彩輝さん本当にありがとうございます土下座 コスナビ展でも展示しました 隣のエターナルティアルも大分大変だった案件です ティアルの制作レポはこちら
戦士服を作っていたら先週はうっかり更新を忘れておりました
そんな修羅場だった案件がこちら 今年3着目のスーパーセーラームーンです スーパーセーラームーン最新版 9月に制作した内部戦士案件で、スカート丈のバランスを調整してみたので 自分用の衣装を作り直したくなった第一弾 第二弾は年明けから一気に始まっていきますよ 生地はこちらのムーンと同じ染めた青 ギリギリスパムンを作る分が残っていたので使えましたヤッタ! そして週末はうさこさんとのムーン併せでした 遂に叶ったWうさこのWムーン! ありがたくもうさこさんのセーラームーン3形態(ノーマル、スーパー、エターナル)を 作らせていただきまして素敵に着こなしていただき感動であります じゃじゃん! いつも自分がムーンに変身しているとムーンが景色にいないんですが 今回は目の前にムーンが居てくれて最高でしたヒューー!! 私は元々顎がしっかり出ているのが特徴でして これは当時アニメの時代の口が鼻のすぐ下にあって顎が長い感じみたいだなあと 眺めた後にうさこさんのムーンを拝見すると 口元の位置が少し下寄りのスッとした今時代の作画なんですよ言ってること伝わるか伝わるよな伝われ 当時アニメ作画とセラクリ作画で並んでいるようでとても興味深かったです しかもポージングが全部、何やってもムーンのキャラ解釈一致で いや当然知っていたんですがうさこさんまじパネェ 何の打ち合わせもしていないのに振り向きの角度まで同じです マジパネェ 本格的なお写真はまたゆっくりと うさこさんありがとうございました!
去年に引き続き今年もセーラー火球を作りました
去年は美弥さん用に制作したのですが、今年は遂に自分用です セーラー火球 姫から戦士に変身すると途端にハレンチになるキンモクの七不思議(あと六つは何だ) 前回に引き続き、生地には金糸の蝶柄チュールを全面に貼ってみました このチュールが解釈一致すぎて他のイメージが出てこない でもビキニの内側の黒部分のみ、地のジャガードの質感を残してあります さり気なくチラ見えるここがいいんだよ分かってチラ見えの美学 そして姫からの変身 腹を出す勇気を出そうと一回はしたけど結局肌色インナーを着用したヘタレ戦士 姫と戦士で並べてみたり 生地を統一すると一体感が出てとても良き 小物もバッチリと準備 チェンジスター(厳密にはそうではないけど言いやすくする為こう呼んでいきます)は前回も今回も我が家の造形担当氏が作ってくれました かなりバージョンアップしてあります 前回のチェンジスター 星型スタッズに石膏パーツを取り付けたもの 今回はそこから、型を取り最終的にレジンで制作 星型のスタッズも、石膏を足して形を少し伸ばしているんです 三角のパーツを付けるために、高さが必要なんですよね そしてツヤツヤのレジンで仕上げ 三角部分がオレンジなのは、劇場版エターナルを参考にしているからです 裏はこう 胸元が立体なので平面だと着けられないので 裏からアルミワイヤーで固定して前方へ曲げています 三角部分も平らだと腹に突き刺さるので、少し前方へ反らせています 今週末はスパーク、そして来月は冬コミ 原稿の合間に衣装 私の今年がまたそんな感じで終わっていきます 頑張って生き抜いていきたい所存です エイオー!
衣装製作三昧だった9月が終わり
原稿三昧の10月も終わり 気が付けば11月ってあと今年2か月しかないんですかマジかΣ でも実は今月16日のスパークの原稿が仕上がっていないんですよマジで 今週はコミケの当落も出ますし、年末までギアはずっと上げ上げでいきたいと思います ブログの更新を頑張って週一でしていきたいけどまとめる時間がマジで無い 一度サボるともう浮上しなくなってしまうので、なるべく時間を縫って書いていきたいです ちなみに誰かに見せる為というより、自分の記録用にとても大事なんですよレポは 記憶はすぐ消滅していくものなので、その時の細かいレポは人生の記録として本当に重要 コスレポ溜まっているので頑張って写真整理して進めて行けエイオー! 今回は9月(少しだけ10月も)と頑張っていた内部五戦士の制作レポラストです 毎回全力ではありますが今回の戦士は特に、色々改訂した部分があり 27年間作り続けて来た中でも最新版のセーラー戦闘服と言っていいかと思います セーラームーン(無印) リボンタイプは只野さんver オーガンジー重ねで艶感up! マーキュリーの青と差分を出す為にスカートはコールダイホットとポリエステルダイで二段階染め ステージ用ふわふわペチコートも内蔵、着脱可 勿論こちらの生地も染めました 〆切ギリギリの中、このペチコートの工程で各戦士+2時間を使ったので、時間にすると10時間の追加 マジ間に合うかの瀬戸際チャレンジでした セーラーマーキュリー リボンタイプは只野さんver オーガンジー重ねで艶感up! 水色サテンにグリーンがかったブルーのオーガンジーを重ねて色味を調整しました リボンのオーガンジー重ねで変わる色味はマーキュリーが一番良かったです ぶっちゃけマーキュリーをこの色にしてくて、他を全部オーガンジー重ねしたくらい ステージ用ふわふわペチコートも内蔵、着脱可 ムーンとマーキュリーの青色差分 この拘り大事が大事である(しみじみ セーラーマーズ リボンタイプは只野さんver オーガンジー重ねで艶感up! 後ろリボンがスカートより濃い赤なのがポイント 青も100色あれば赤も100色ある ステージ用ふわふわペチコートも内蔵、着脱可 セーラージュピター リボンタイプは只野さんver オーガンジー重ねで艶感up! 私はいつもピンク色を肌色に寄せて少し淡めにしてしまいがちでして アニメの派手なピンクと比べるとちょっと足りない感じもするかなと思います 場合によりもうちょいピンクを濃くしてもいいかもしれません ステージ用ふわふわペチコートも内蔵、着脱可 セーラーヴィーナス リボンタイプは只野さんver オーガンジー重ねで艶感up! スカートの裏が実は黄色(偶然)でヴィーナスの為の生地なのではと目を疑いました スカートで使ったスパークシャンブレーオーガンジーは 縦糸と横糸が違うのが特徴で、横糸が黄色なんです とても面白い (ちなみにジュピターの緑の裏側は青色です、まこ亜美!!) ステージ用ふわふわペチコートも内蔵、着脱可 そしてこちらの衣装をですね パフォーマンスの方々が着てくださって完成するんです 私の9月が報われた瞬間。。 これは、すごい 趣味のコスプレだと。。。? 最高によく仕上がったなと思うのがレオタ胸元の切り替えなんですが 立体にしたので影のラインが出て、写真に撮っても飛んでないんですよ これはよくやった、影最強(セルフ拍手喝采 あとスカートの丈もパフォーマンス用にいつもより長めにしたんですが このバランス戦士の黄金比かも? いつも如何にスカートを短く足を長く見せようかと 試行錯誤をしてきたので、逆に長くするというのが斬新で目から鱗でした あとはよく見るとマーズの赤とムーンの赤も変えていて、腕のプロテクタの色を見ると分かりやすいかなと思います 各戦士身長に合わせて腰の位置をイメージするのも地味に大変で シルエットを決定させる大事なポイントなんですが ここの調整も修正なし一発でOKだったらしく ここでようやく肩の荷が下りてホッとした製作者 特に高身長のジュピターの腰の位置が難しいんです 今まで数百人の戦士を作ってきた経験の感覚で、大胆にも繊細に頑張って調整しました セーラームーン うさこさん 完膚なきまでにセーラームーン ポージングも流石すぎます! セーラーマーキュリー やえぞーさん マーキュリーのお淑やかさが滲み出ていて素晴らしい。。 セーラーマーズ あかりんさん カッケー! マーズはすらっとした脚が最強ですよねハイヒール素晴らしい セーラージュピター VEGAさん 身長と腰の位置の高さがヤバい ジュピター過ぎる あと立ち姿のポージングか凄い 奥行きがあって感動なんですパフォを見てくれ セーラーヴィーナス みたろさん かっわーーー! 動きも正にヴィーナスそのものです 当日のパフォーマンスの動画も見させていただきましたが、 音楽も映像も演出も素晴らしく、私の27年間続けてきた セーラー戦士服の三次元化計画の集大成を見た気がします 動くスカートがヤバいくらい可愛いんですよヒラヒラしてるの是非動画を見て欲しい リボンもいくら動いても不動だし、写真だけで良い域を超えていて自分でビビりました 27年間が報われた。。まさかステージで使っていただける日が来るとは 突然死生観の話になってしまいますが、もしもし自分がこの世に生まれてきていなかったら、 それはそれで別に元々いない存在で何も苦しくないしいいんじゃないかと思っていたんです でもこんなに何かを突き詰めて続けてきて、結果が出てくると この衣装を世に出せただけで生まれてきた価値はあったかなと感じました 自画自賛で恐縮ですが、たまには自分で自分を褒めてやりたいぜよくやった(おー! 私も素晴らしいチームの一員となり協力出来て、本当に良かったです ありがとうございました そんなわけでですね、私は決めました 自分の10戦士の衣装、全部一掃する どうせ経年劣化するので定期的に作り直してはいるのですが 一気に全部作ろうとしたことはまだなかったりする でも今回本当に色々な部分改良ができて もはや数年前の自分の作品では今の自分が納得できない 今こそ変革の時 と意気ごみ、とりあえずスカート生地だけ買ってきました(一気に買うと値段がヤバい) 内部が今回制作したものと同じ、スパークシャンブレーサテン 外部とちびムーンがトゥウィンクルサテン 光沢感がどちらも似ているのと、絶妙に色味があったというのがでかかった と言ってもムーンとちびムーンはですね、予想いただけるかと思いますがまた染色です 染めから始まる10戦士作りは初めてなので血が滾ります(ゴゴゴゴ 自分の中に明確なビジョンがあって、何の心配もないのがすごい あとは二次元を三次元にするだけなんですよ やったるぞえいおー! (でもまず11月は原稿、そして12月はセレニティ)
9月いっぱい製作に没頭していた内部戦士(プラスちびムン)がようやっと完成しました ヤッター!
久しぶりにがっつり戦士服と向き合うことができて楽しかったです 達成感半端ない 27年間セーラー戦士のラインの追求を続けてきている身としては 頻繁に戦士服を作らないと感覚が鈍ってしまうので製作の機会をいただけるとありがたいです そして毎度仕上がったら即お嫁入りなので飾って余韻を感じる暇もないという 今回も発送当日に完成し、何とか写真だけ撮って出荷というギリギリラインを攻めてしまいました そんな限界ギリギリの一ヶ月を振り返ってみませう 一番時間がかかるのがレオタード 直線縫いなら工業用ミシンで一気に仕上げられるのですが レオタードは家庭用ミシンの伸縮縫い機能を使うのでとにかく進みが遅い! しかも今回6着を同時進行で製作していったので、同じ行程を6回繰り返すのが中々の苦行てした レオタード本体で一日10時間ミシンを稼働させ、ここだけで丸二日間 こちらセーラー戦士のチャームポイントのリボンと襟 襟も地味に時間がかかる。。白いラインをシワが寄らないように縫うのが苦手でして ゆっくり丁寧に、それでも何回かやり直して仕上げ リボンは今回、艶感をサテンと差別化したくてクリスタルオーガンジーを重ねました 地の生地にオーガンジーも足され色味が変化していくのがとても面白い 水彩絵の具で絵に色を乗せていく感覚に近い 特にマーキュリーの水色リボンはシンプルな水色サテンに 緑が混じった水色オーガンジーを重ねて色味の差を出しています リボンの形は内部は無印&Rのキャラデザ只野さんver ツンツンしているシャープな伊藤さんリボン(画像中スーパーセーラーちびムーンのリボン)と比較すると明確な差があって面白い 作監ごとの手癖まで再現し、この世に等身大の立体資料を作り上げるのが私の野望なり まだまだ未完成、伸びしろは無限大 肩のプロテクター 5体分だと×2で10個作らないとなのがエグい 全てが五の段で進められていく内部戦士よ スカートも五の段! プリーツは一着ずつ全て手折り ウエストサイズが違うと真横の位置がズレるので 毎度指先の感覚便りで形を微調整していきます 恐るべしフリーハンドのプリーツ手折り 継続して積み重ねてきた27年間がここで発揮されていく感 今回はステージ上のパフォーマンス用に使用するとのことでして セラミュみたいなふわふわペチコートも専用で併せて製作 これが〆切直前の時間を面白いくらい溶かしていく 一着平均+2時間 時間は惜しいがギャザーよせよせのふわふわフリルを作るのは超楽しい そして〆切前に上品な裁断などやっていられない フリーハンドで一直線!フローリングの目が2個分で15cm! フローリングの溝にハサミを合わせて裁つと絶妙なガイドラインになるんですよ目から鱗 大体あってれば問題ない!ダイターイアッテル!ダイターイアッテル!(大体合ってる鳥登場) じりじり攻めてくる〆切に抗うように進めていく作業 気付けば空が明るくなっていることもしばしば やうやう白くなりゆく山ぎはすこしあかりて 紫だちたる雲の細くたなびき…なんて言ってる間に全部明けてしまった そんな限界枕草子ごっこも何回もやったぜ そして完成!おめでたう! わーーいわーいさあ梱包して発送だ!(趣ゼロ さあそして次に待ち構える〆切は11月のスパークです お次は「はめふら」で小説 分厚い小説作っぞ!ジャンルの反復横跳び万歳!!
ずっと作業詰めだった9月も本日最後
ようやく一着が完成 あと内部5着、あと一週間 まだまだ終わらないド修羅場ですファイ! スーパーセーラーちびムーン ピンクのトゥインクルサテンに濃いピンク色がなくて コールダイホットで染めました ムーンの青もそうだけど、ちびムーンのピンクも実は解釈に近い布が中々なかったりするんですよね そうすると染めるしかないのですが、ポリとナイロンの混合布などでは、コールダイホットとポリエステルダイの二段階染めをしなければいけなかったりして かなりめんどいですが染めた甲斐がありましたイエーイ! そして週末早速お披露目 柚希さんに逆玉のスーパーセーラーちびムーンとレディセレニティをしていただきました 私などにおきましては、一着目に自分的一番難しいキャラ(スモールレディ)を 二着目に一番楽なキャラ(ブラックレディ)をしたもんだから劇的ビフォーアフターで大笑いでした 闇に堕ちたブラックレディの活き活きとしたドヤ顔がツボります(笑) 個人的に手首の捻りがちびうさとブラックレディだと逆になるのが目から鱗だった ちなみに当日は頭にタケノコ計四本生やしているのに 現場ではたけのこvsきのこが1:2で負けてました 私はたけのこ派です
ここ数か月丁寧に作っていた一着のご紹介
原作版のスーパーセーラームーン グラデーションをどう表現しようか、ずっと悩んでは未熟なうちは手を出すまい と思っていた特別な一着です 27年かけ、満を持しての制作 そろそろ作らないとそのうち引退してしまう 今でしょ今! ブローチは今年書き下ろしのmeijiコラボver 一言、頑張りました スカートと襟のグラデーション塗装がぶっつけ本番でどうなるかハラハラでしたが 何とかなった気がするワーイ! カラーは黄→緑→水→紫→青の5色 エアブラシでラッカー塗装です ええ生地に容赦なく 塗料の厚みでスカートの生地がパリッとしたおかげで普段よりも増し増しで裾が広がりました だがしかし跡がすぐにつくので持ち運びが大変な案件です カートに入れると寝押ししたようにきっちりとした90年代アニメ版になってしまう 要所のポイントを解説すると ・襟ラインはブレードが潰れないように手縫い ・後ろリボンはオーロラ&艶々オーガンジーを重ね、縁にパールブレードを手縫い ・腰部分にもパールブレードを手縫い 原作版はゴテゴテに飾るべし そうよそれが華麗な直子先生のポリシー 本当は肩の羽部分の縁にも縫い付けようと思ったのですが、ここは我慢しました 時には引き算も大事 腰のブレードを引き立たせるために敢えて付けない 腰リボンにパールを縫い付けたら重くなるかもと思いつつやってみたのですが 程好い重みが乗ったおかげでリボンのなみなみラインがくっきり強調されました これは思わぬ成果 結果オーライ ・スカートと襟にはグリッタースプレーを吹き付けキラキラ演出 ・スカートは一度プリーツを作り、丈のバランスを調整後に解体して塗装→再度組立て 私の作り方が独特なせいなのですが プリーツは決まった型紙がなく、毎回手折で仕上げてから丈を調整しています そのおかげで出来ている、絶妙なスカートラインよ 計算嫌いなら組み立てて帳尻合わせてしまえばいい(アナログ手法) あと地味に肩部分の羽装飾に関しては 何年もずっと型紙の調整を繰り返しています トルソーに着せると綺麗に見えても、人が着ると肩の厚みでシルエットが崩れるんです 計算ができないから全部立体裁断をして試着しては調整 何年も地道に研究 まだまだ途上 一生未完 塗装の制作現場 塗装は我が家の造形担当が施しておりますが、とにかくイメージの共有が難しい セラムン愛など皆無の担当に鬼監修がつきっきりでガイドラインを引き 微調整に微調整を重ね、何回も5色の色を順に塗っていく(都度洗浄 襟は6時間かかりました ヒー 毎度の鬼監修にもめげずに頑張ってくれる造形担当氏マジありがたう そうして仕上がった結晶をここしばらくリビング兼作業場に 飾っているんですがテンション爆上がりですたまらん 客観的な視点からも27年ひたすらセーラー戦士のラインを追求してきた結果が目の前にあると思うと震える すごい よく続けてきたなあしみじみ まだ作りたいものなくならない寿命との闘いよ
今年の戦士服制作始めはスパムン
お友達からのご依頼で作らせていただきました リボンはSとSS時期の伊藤郁子さんよりで、シャープな感じ 今回スカートが特に綺麗に仕上がってご満悦 とても頑張ったなーとほんの一瞬達成感を感じた後、すぐに梱包して出荷という 毎度浸っている時間もほとんどないなお主よ 地味に手間取ったのが実は襟のライン 当方襟ラインのミシンがけが非常に苦手でして 寄ってシワになるのが嫌でここ10年ほど悩んでいる所 そして結局毎度手縫いで片づけてしまうやつ 未熟な技術は手間でカバーするのである スパムンだと色分けしているので特に分かりやすいポイント この、変身バンクでアップになったようなプリーツの段々ラインよ とても良き 27年手折りプリーツを作り続け、指先の感覚だけで戦士服のスカートを仕上げていくのが職人ぽくてたまらんです あと目に見えては分からないけど裾の巻きロックもフットコントローラーを同じ速さで一気に縫い切る技術が細々と上がっております 継続は力なり それでもまだまだ途上 伸びしろの可能性が残っているうちは作れる 完璧と感じたら終わってしまうので死ぬまで未完成でいたい所存 そして早速次の制作へ アニメ版ときたら原作版のスーパーセーラームーン こちら色味が全然違う 青、紫、水色、黄緑、黄色のグラデーション仕様となっております 綺麗に再現できた スゲー! そして上でも言ったけど、ラインは手縫いです こちらは立体みのあるブレードを使っているので、潰れないように元々手縫いしか道はありませんけどね ええそうですよ 制作現場 エアブラシ塗装、正味6時間 塗装は我が家の造形担当氏が頑張りましたが、色味の鬼監修は私のパート イメージを共有するためにカラーの展開図を描くところから始まりました 90年代アニメ版と並べるとこの色味の差が面白い リボンのカラーも、形までも実は分けてるんですよ伝わりますかね 襟でも充分大変だったのに、これから正念場のスカートが待っているとか 圧倒的広範囲且圧倒的細長さ 一体どうすれと言うんだクソー 続報を待て(自分で自分を煽る)
そうだこちらの紹介を忘れてましたΣ
ご縁があり、珍しくセラムン以外の作品を作らせていただきました 墓場鬼太郎の寝子です 生地買い出しからの染色を含め、二日で完成 ご依頼者がいい感じに私と同じベクトルを向いている方でして 買い出しからサイズ合わせまで密着させていただきました 生地の時点から語り尽くせない程の解釈を叩きこんでおります ブラウスの生地は敢えて経年劣化で古びてきそうな生地をチョイス 店頭サンプルの端切れの折れ目が茶色く変色しているのを見て決めました 経年劣化を狙って生地を買うとか初めての経験だよ! これもう、ブラウスのデザインが謎過ぎて超悩まされました ポロシャツみたいなデザインのくせに素材はブラウスのような不思議さよ このデザイン伸びる素材じゃないと無理くない? 前を全部開くのはデザイン変わるから嫌だ ニット系素材も使いたくない 時代的に綿か麻あたりの布を使いたい という訳で依頼者が着られるくらいの、絶妙な部分まで前は開け、 閉じたい部分までスナップで隠れるように留めました 上がすこーし開いているように見える所までしっかり再現したんですよ 特にプリーツへの影の落ち方に超拘ったので是非設定資料探して見て欲しいです 最初に資料を見た時、私に依頼が来て然りだと納得しました だってこれ、デザインシンプルに見えてスカートのプリーツが独特なんですよ 全方向ボックスプリーツに見せかけて、多分これ真横は外側に広がってるから違うよね 正にセーラー戦士のプリーツスカートのようなフォルム!のように見えて 涼宮ハルヒの制服のような上だけ広がらないデザイン 戦闘服の応用じゃないか たまらんな痺れるなこのプリーツ ここは26年戦士服を追求してきた身として特に全力を尽くしました プリーツの上部分を閉じるのも手縫い(位置はご依頼者が座った時に違和感なく開くように調整) スカートまつり縫いも手縫い(ミシンでもいいけど手作業の方が綺麗にできる人) ベルト部分もブラウスの要所もとにかく手縫いです(毎度足りない知識は全て手作業で補っていくスタイル 以下は制作風景になります 足りない解説はこっち見てプリーズ! スカート生地も相当悩みどころでした 時代的に麻か綿あたりで作りたい、でもそれだとしわになりやすく保管がしづらい 両方をとって絶妙に、ポリが3割ほど入っている綿素材をチョイス しかし今度は色が難しい くすんだ古い朱色 これはエンジ色ではない、くすんだ赤なんだ そんな訳で検討したのが二種類の生地 白糸交じりの赤と、白糸交じりの茶色 この白い糸をそれぞれ、前者はダークレッドに、後者はレッドに染色したら どっちかはよい感じになりそうな予感がする 選べない というわけで両方購入して染めました 染める前の水に浸した時点で大分色が出るよこの生地 染色し直して色止めするのが正解すぎないか、うん分かるそれな(自分突っ込み 煮て洗って色止め これを二巡 半日で すごい浴槽が赤の世界だぜ (洗っただけだからちゃんと色は落ちたよ) そしてしあがったのがこちら 真ん中の細長い生地が元のものです 写真だとほぼ色味変わんないように見えますが 肉眼で見ると茶色生地を赤く染めた方が理想通りのカラーになりました 10割中無駄が9割の1割だけチョイスする感じがとてもクール 無駄があるところ趣味って感じするう! そんな訳で2024年ギリギリまで何かに情熱を注いでおりました 全てがどこかでセラムンへと続いている 労力全て無駄ではない 来年ヘビ年もはめふらのジオカタ的に最高の年でございます 興味あること何でもトライしていきたい えいおー! (待ってまだコミケあるから締めるの早い
もうすぐ今年も終わりです
制作物ラストはセーラー火球の紹介です キンモクセイの皇女殿 美弥さんに着ていただくために制作しました セーラーカラーが着いていればセーラー戦士と言い切る皇女様 ライツ達にも襟だけ着けて破廉恥な格好をさせている皇女様 これは誰の趣味なんだ皇女様 生地全面に金糸で蝶柄なチュールを貼り、火球の解釈を叩き込みました カップのラインが独特で調整が大変だった あとスカートのV字切り込みライン ここ大事なので 美弥さんのサイズに合わせて調整していきました タッセルも金の入った細いリボンで手作り オレンジに赤を少し配合してあります チェンジスターは我が家の造形担当のお仕事 尖った三角は石膏を削ってツルツルに これが毎度のやり方です 地味に立体にすると難しい三角形 お星さまに少し高さをつけないと立体にならないんですね ジャーン 火球皇女とセーラー火球 生地がお揃いです ワーイ! ここから少しだけ制作秘話 ブラの型紙は立体裁断 中々に細かい(この後パーツをもう一個増やした) 火球様と言えばかぼちゃぱんつ かぼちゃパンツを侮るなかれ 結構生地を使うんだなこれが 裁断の時点でこんなにどでかくてもパンツにしてしまうと―― こんなにこじんまりとしたかぼちゃパンツに 同じ布量とは思えない仕上がりである ひらひらの花びらスカートは裾が巻きロック処理です いちいち切り離すのがめんどくて繋げたまま裾処理 これだと糸も節約できるんだぜ ふわふスカート 可愛い でも変身すると折角のかぼちゃパンツが全部隠れてしまう切なさよ キンモクセイの飾りはレジンで制作 軽く20個くらい赤とオレンジでグラデーションにしました 来週は年末恒例のコミケ! いざ出陣!
先週は原稿と衣装の修羅場でしたが、何とかどちらも乗り切り
10月はめちゃくちゃ色々やり切ったなあと達成感半端ないです 今月は原稿を頑張ります(終わったんじゃないのΣ) そんな訳で三連休はコスプレ三昧だったのですが 人生二回目のラグコスに行ったり、大阪でキンモクセイ併せをしていたりなどしました ラグコスは星うさデートとエタムンを デート私服はかなり前に作っていましたが、未熟な部分が多いので 上着だけ作り直しました 181話月野うさぎ私服 ニット系の素材を使用し、質感は日常着らしさを演出しつつ ラインはぴっちり アニメ通り、着るとしわ一つない仕様です シンプルイズ丁寧に作る ウエストポーチ これに関しては長年自分の中でずっと審議が続いているのですが ペースの色が白なの薄紫ピンク?なのどっちなのということですよ 影の入り方で色がついているだけで、地は白という解釈が 周りで多かったので白で作りました(でも私自身は薄紫派) よくある錯覚させられる絵を思い出す 見ている人によって色が変わって見える、脳内補正マジックですね 布屋さんで白い生地を見る時も 蛍光灯の色味を脳が勝手に差し引いて考えてくれる 目の前に映っている色をそのまま捉えていない たった一話に登場したポーチだけで とても面白い審議がもう何十年も私の中で続いている 全てのことが研究対象で、死ぬまで分析していられますワーイ そして今回もう一か所拘った部分が イベント前々日にヒーコラいいながら作っていた時 ふと思いついて手が勝手にパールの刺繍を始めてしまいました コラー何始めたお主まだ布だぞ!?と思いつつも止められず でもこの飾りはシンプルだからこそワンポイントで目立つ 頑張れエイオー! そしてプラス1時間半でやっと縫える布に変身 これはいい 満足 デートらしい、ちょっとおしゃれな私服に仕上がりました 上着のバターン 裏表作ったのでこれの倍ですね ニットなので合わせやすくて縫い作業になれば勝利です 無事間に合いデートに行けたよ! 裕さんの星野と ウエーイ!
普段女の子服ばかり作っている当方ですが
珍しく男の子服を作ってみました プリンス・エンディミオン(原作版) 90年代アニメ版、セラクリ版、原作版 全部デザインが違うエンディミオン 特に原作版は鎧が設定資料やコミックのカットごとに全然違い 一体どれが正解なんだとセレニティのかたつむりより悩んでしまい まもちゃん有識者の方に相談したら 「正解はない」と助言をいただいたので堂々と好きに作りました ワーイ! 原作版の胸部分は硬い鎧というよりは もっと体に馴染んだ感じに見えるので布製にしました マント艶々 毎度マントには特に力を入れてます 二枚生地の合わせもピッタリです 余ってない 甲冑と剣は我が家の造形担当がめちゃくちゃ頑張ってくれました 肩部分は原作だと模様が入っているので蔦のモチーフで飾ってみました ただ置いただけだと模様だけ少し浮いてしまい違和感があるので 灰色の絵の具で色味を落ち着かせ馴染ませました (右が塗る前 左が塗った後) 造形担当氏が、剣は絶対木から削って作りたい! と数か月かけ刃を研いでくれました ……のに、わずか数時間で作った鞘の中に見事に収められてしまう結末に 毎度の一番苦労した部分を容赦なく殺す仕様です 抜いたら最後、闘うしかない宿命よ oh…… すごい頑張った… 一本の木から刃も柄も削り出したので安定感半端ない つばの部分だけスタイロフォームです 装飾には天然石を使用してあります 実はこれ…大きな間違いがありまして 仕上がった最後に鎧の腰に巻いていて気付いたのですが つばの部分、逆でした(何だとΣ 設定資料を見るとマジ逆なんだよ! ちゃんとしっかり作っておいて 合体させる時にうっかりやらかしてしまうという案件です でも正直こちらが剣として正解 違和感ゼロ 造形担当氏曰く 途中まで着ける方向を意識していた筈なのに 最後に剣としての違和感がない方で頭が勝手にやってしまった 言われるまで本人も気づかなかった とのこと うん、どう見てもこっちが正解だよねワカル セレニティと並べてご満悦 すごいなリビングにエンセレが並んでいるんだぜ! 暫く飾って楽しみましたとさ(決して片付けるのが面倒だったわけでは
ずっとセーラー戦士への変身を追求してきた当方ですが
遂にリアル変身をすることにしましたイエーイ ムーンプリズムパワーメイクアップ! セーラームーン変身リボン こちら変身中としては二作目となります 初代変身リボン こちらは約30mのリボンを肌色レオタードに直縫いして制作 分解不可能で持ち運ぶだけで形が崩れるのが課題でした 今回の変身中は18mと量は控えめですが バランスよく調整してスマートにしました スナップで全部着脱可能なので持ち運びも超楽 やったね! そして大きな違いと言えば素材 オーロラリフレクターを使い、より変身ぽく見えるようにイメージしました フラッシュ直浴びでオーロラに光る反射板 それを金縁のワイヤー入りリボンに縫い付けていきます ポイントはちゃんと両面リフレクターで縫いこむことと それでも裏面はリボンの雰囲気を残しておくようにしたことです オーロラリフレクターは光ればきれいですが肌との共存まで考えると本当に難しい素材で 湾曲した裏面まで光るかは不明だったので 光らない部分も優雅に見えるよう、肉眼の美しさまで追求しこうなりました LEDの当てる位置を調整するとスマホでもこれくらいは光る だがしかしピンポイントの位置からでないと光らないので本当に難しい子です 手袋も作りました こちらもリフレクターは仕込んでますが、キラキラのリボンを表面に出しました どんな感じに写ったかなー! その答えはまたいずれ
先週はブログ更新もままならない程の修羅場でした
そんな訳で二週間開けての更新です 本日は2月に作ったセーラーパラスの衣装のご紹介 セーラーパラス(劇場版) 襟スカート、胸リボンに腰リボン 三色全部違う絶妙な水色です 生地超悩んだよ! シンプルなデザインだと粗が目立つので、より意識して丁寧に作りました 今回今まで作ったエターナル戦士の中でも一番、肩の球体がまあるくできました 20年かけて牛歩の歩みで改良しております しっかり頑丈両肩で96枚の型紙切った! セーラーカルテットとちびムーン、サターンのブローチ&ティアラ 統一したくて我が家の造形担当が制作 絶妙な色味の調整にまあまあ時間かかったけれど パステルカラーでとても可愛くできたなあと思います ラメも入ってキラキラだよ
先週はまるっと一週間かけて小道具を作っていました
これで「小」道具と言えるのかは謎ですが 触手です 何と言うヒロピンフラグまっしぐらの現場よ 何やろうとしているかバレバレだぜウエーイ! ながーい触手にひたすら綿を詰めて詰めて針金入れてを一週間まるっと繰り返す お手手が痛くなりましたw ちなみに刺は100均で買ってきた造花の葉っぱです これを二か所穴開けて差し込むだけで全然外れない このアイデアはとても冴えてたなと自画自賛 ブロンドカラーなので白い触手と色味も溶けないのがポイントです さてこれをどうやって運ぶのかという問題ですが まあこうなりますよね(カート半分埋まった) だがしかしカート半分で済んだから思ったより小道具だった あともう一つ、これも作り直しました オーロラリフレクターの変身リボン 地味に重いし動くとめっちゃシャラシャラうるさい素材です フラッシュが当たるとこんな感じですが これだと肌が全部飛んでしまうので、人が着たらここまではできない 被写体との撮影が非常に難しい素材です カメラマンさん頼みでキリっとポーズ頑張るしかない私 キラキラー 今度白い方でも作ってみようと構想中です。
コミケお疲れ様でした
大分人が戻って来たなーという感じでとても盛況で楽しかったですコミケ 当日の風景 新刊4冊くらい出してちょっとアホかなと思いました 並べる本が20冊ほど アホかな(二回目 そんな訳で今年最後の投稿はセーラー戦士で締めます 今年作ったセーラー戦士たち スーパーセーラーちびムーン 自分では着ないので(封印した 友達に作って満足するピンク戦士 来年は早々にパラス作っちゃうよ!わーい! カリスマな二人 超美!ウラヌスとネプチューン こちら生地を揃えてペアで作らせていただきました 超楽しかった 番外編 着なくなった先代衣装で無印ラストボロボロムーンの再現 そのうちSのラストに二段チェンジするかもしれません 今年もセラ活とフラ活両方を全力でやり切った気がします 来年は赤ブーのイベントにも積極的に参加していきたい(抱負 そして正月早々映画観て撮影に行って衣装を作りながら原稿です 年中無休のフッ軽娘継続中 来年も突っ走れ 加速する情熱にーこの肌は色を変えるー(チャラララララ よいお年を!
今年一番頑張って作った衣装
それは紛れもなくこれの気がします エターナルセーラームーン 差分を並べたくて当時アニメ版と原作版を一緒に作りました (左)90年代アニメ版 (右)原作版 こうして並べると色味や細かい部分が違う 差分が面白すぎてどっちも作って補完したくなる病 エタムンは10年以上くらい前から今まで数回作ってきましたが 肩の丸みや羽部分など、まだまだ技術が未熟で 到底納得いくものができたことはありませんでした 20年以上研究を続けてきた今、しかも劇場版のある年にようやく 満を持し重い腰を上げて向き合うことができたなあとしみじみします 原作版は色が淡め 赤よりの濃いピンクが似合います あと黄色というより金色がいいかな個人的に 襟ラインもちょっぴり豪華にしたくて、ブレードを使用しています 90年代アニメ版は濃い赤が特徴 あと今回はVにしたけど チョーカーは実は真っすぐですよね当時アニメ版 胸のブローチも原作版はシンプル アニメ版のアーティクルはバンダイが関わっておもちゃになるという大人の事情があるから派手(コラ ちなみに今回のアーティクルはジュエリーケースを使用しています 間にぴったり挟めるように調整して胸部分を作りました そして一番の超難関な背中の羽 今回アニメ版は友人のために作ったので本体までの制作でしたが 原作版は自分用なので羽まで作りました アニメ版は無駄を削ったごくシンプルな羽ですが 原作版はマジな羽だったりデフォルトしてあったり、様々な形態があり 正直どれに合わせて作ろうかめちゃくちゃ悩む 造形苦手で布しか使えない身なので、今回どうやって表現しようか思案を巡らせ巡らせて ――布しか使えないなら布で作ったらいいんじゃね? という結論に至った次第 この決断が地獄の第一歩でした まずは羽の製図 一枚一枚型紙を切っていきます 羽の形が全部違うので順番つけて並べないとマジカオス状態になるヤバい 何が恐ろしいって、製作期間がこの時点でもう一週間切ってたという案件(実質5日くらい もう寝てる暇ないよ はっはー 一枚作っては縫い合わせ、調整を繰り返す 全部にキルト芯で厚みを付けて、羽らしいラインを入れて巻きロック処理をしています 巻きロックも白ではなく銀の糸を使うことで 真っ白い羽の中に一枚一枚の輪郭が浮かび上がってくるんですよ ちょっとしたことだけど、これがとても重大なポイント ある程度の枚数仕上がってくると、何だか気が狂った作業だなあと ふと我に返ってしまう こんな布団みたいな重そうな羽、果たして背負えるのだろうか(段々不安 とにかく巻きロックがフル稼働で お亡くなりになったらどうしようとハラハラしながら作りました あと地味に糸のロスが出る出る 一枚作ってまた少し糸を出して……このロスどうにかならないのかなと悩みつつ 終盤でふと、別に糸切らないで繋げたままでも縫えるじゃんと気づいてしまう そんなこんながあれやこれやあって、何とか期日内にギリギリ完成 これはやり切ったと言っていい お疲れさま! ちなみに生地はずっと大事に温めていた、超お気に入りのジャガードです 既に廃盤になっているものなのでもう二度と使えない貴重品 うちに残しておいた在庫を今回余すことなく使い切りました 大変満足 悔いはない やり切った ありがとう超高かったジャガード(メーター4000円超え×5m) ちなみに一番参考にしたのはバンプレストのプライズ グリッターグラマラスのエタムンです あの羽絶妙に立体的に再現していてマジ参考になりました ありがとう 感慨深く浸りたいところですがもう一つ 羽には試練がある 一体どうやって背負えばいいのこの座布団 器具を着けているように見せず しかも強度と安定性が大事 かなり悩ましい そんな訳で100均に行って小一時間悩みました 結論 100均にあるパーツだけで何とか背負えました 背中から生えている棒 これは園芸用の支柱だったりします これがマジ強度抜群 全然形が崩れない レオタードに穴を開け、容赦なくぶっ刺す人 内蔵パーツ これも全部100均で揃えました 100均ヤバいな… 実際背負ってみて、安定感は抜群ですごいです マジ背中から生えてる密着感と不自然のなさ ただ欠陥もありまして 一回目に背負ってみた時、実は30分で具合が悪くなって倒れてしまい 原因は脇を圧迫して血液が回らなくなったことによる貧血でした(脱いだらすぐ直った 脇はマジ締めてはいけないなあと、しっかり学んだ20年目 二回目からは脇を圧迫しないように改良して使用しています 倒れる5秒前の勇姿 ちなみに夜中2時くらい そろそろ今年も終わりということで 来年も元気に色々やっていきたいです あと一回、今年作ったセーラー戦士をレポして今年は終わりです
ブログの更新を毎週するようにしていたのですが
先週は恐ろしく忙しくて更新する暇が本当にありませんでした そんな先週のハイライト 木曜スパーク(上京)→一時帰宅そして衣装製作→日曜撮影(上京) イベントが終わっても修羅場は続くよどこまでも そんな中仕上げたのが今回の原作版ヴィーナスです 原作版ということで、光沢感と色味に着目 アニメはマットだけど原作の塗りは光沢感があるのでサテン採用 しかもカラーはかっちりした濃いめのセル画風アニメではなく 原作らしいパステルカラーに近い薄い色を探しました 黄色はレモンイエローに 特にオレンジは黄色味が強めのオレンジにするのが拘りだったので 微妙な差でまずまず悩みました もう入荷なしのサンプル展示のみのオレンジサテンが一番イメージ近かったので 少ない生地をやりくりして何とか仕上げ 原作版ということでチェーンも作りました 我が家の造形担当が レジンの半球40個作ってくれたよ!すげー! それをちまちまと張り付けていく作業も鬼のようでした(監修が鬼) チェーンの間にはさり気にスタッズが二個ずつ付いています(これがまた鬼畜作業なのである 裏面にも貼ってくれて、実は手間が二倍という 嗚呼何と恐ろしい 原作銀ムーンと並べるとまた感慨深い スカートのプリーツは原作なのでしっかりした折り目を付けずにふわふわです 襟のラインもお揃いに、優雅なシルバーのブレードで飾りました そろそろ年末も近いから、じわじわ今年作った衣装の紹介をしていきます。
今回はVちゃん衣装の紹介です
原作版です Vちゃんは原作版も当時アニメ版も(何なら実写版も)何年も前に作ったことはあるのですが 毎回着脱にとても悩まされてしまいます 前開きにしたいのにセンターが開けられないんだよ分かるかこのジレンマよ! かといって後ろにチャックも入れたくない 脇もぶかぶかにしたくない(八方ふさがり まあまあタイトなシルエットだと、どこに切れ目を入れていいか本当に難しい一着です コルセットも地味に悩んでしまう部分です 造形ぽくしたいけど、あまりがっしりとした形にはしたくない ある程度柔らかい素材にしないとしなやかさが表現できないので キラキラのレザーに膨らみを持たせて立体感を出しました リボンのラインは只野和子さんぽかったので、そちらに合わせました あと原作Vちゃんと言えば袖が着いているのも特徴ですね コルセットの脇からチラっと上着本体が見えてるのが可愛い ここ大事 小道具たち マスクとコンパクトは我が家の造形担当の仕事 ライオンボードを削って、面取って、コーティングして 黒サフベースにエアブラシ塗装 地味に工程が多い コンパクトはレジンで作りました 開く使用ではないので、次回は技を放つために開放版も作りたいです 原作版と言えばココ! 最近マイブームのペチコート ピンクのリボンを裾に組み込もうか悩みましたが 扉絵に一枚だけピンクリボンでチラ見せしているものがあったのでそれを採用しました あとはほぼ全部リボンは着いてなさそう でもたった一枚の真実があればそれでいい(ちゅうに スカートの裾にワイヤーも入れ込んであります プリーツは硬めでも全体的にはふわふわしたエアリー感が欲しい ワイヤー入れるとちょいちょい裾を直さないといけないのでその手間が地味にめんどい それでも浮かせたい! そんな志でアルミワイヤーを入れる方をチョイスしました プロトタイプムーンと並べてみる 初期タイプ同士 迫力あるー! ペチコート! かわ! 次回 コスレポ何か
週末に超大型敵キャラ集合に参加してまいりました
全員集合!超すごかった! それに合わせて私も製作面ですこしだけお手伝いさせていただきました ミメットちゃんを作ったよ!(私はミストレス9で参加しました ミメットちゃんのポイントは何てったってアイドルみたいなふわふわのスカート あとスカートのV字ライン これは絶対再現しなければいけない だがしかし意外とこれが難しい ビキニとスカートのようなデザインなので、腹部分にV字ラインを固定する場所がナイ あと絶対動いたらズレる いつなんどきどの角度から見てもラインが崩れない衣装を 日々目標にしているので、ここはしっかり構造を考えたい これはもういっそ、フィギュアスケートの衣装のようにしてしまえ と思い付き、肌色パワーネットで腹部分をコーティングしました 星型はレジンにて制作 お腹部分のパーツもパワーネットに固定しているのでズレません 一人で着替えができるようになるべくスナップで固定するのが自分流 人様の衣装なので胸のラインと腰の位置がちゃんと合うかが不安でしたが 何とかなって本当に良かった 長年作ってきた感覚が最大限に活かされた瞬間です イエーイ
今回はプロトタイプムーン衣装の紹介です
初期設定なので定まったカラーがなく おそらく一番最近に監修の通っているQ-posのプロトムーンを参考にしました 本体はミュージアムのキービジュ衣装 これに胸部分のプロテクタを着用してマントとリボン諸々を着けかえると プロトムーンにチェンジします ムーンからムーンに変身するのがポイントです 早着替えができるぜ! 後ろのリボンは白にチェンジ 形も初期のイラストは只野さんリボンに近いのでそちらで作りました 金色の袖はメッキのようなキラキラというよりは 少しアンティーク寄りのゴールドにしました オーロラのカラーが入ってるので光を当てると複雑な色が浮かんできゴージャス感が増し増しです 原作初期と言えばペチコート! 制服が変形した感じがあってすごく好き ペチコートスカート 小物色々 マスクもあるよ!
超絶忙しい日々の中、全力で一発芸を作ってしまった…
そんな一着のご紹介です このセーラームーンが月に代わっておしおきよ! 何か絶妙にチガウ!!そんなマニアなら瞬時に大笑いする セーラームーンに変装したV・ムーン(美奈子ムーン)です ネルケのネタでもありましたね(その時はちびうさがヴィーナスの代わりをしていた) こんな一発ネタなのに、やろうと思ったら必要なのが まるっと一体戦士服(後ろリボンもヴィーナスの黄色と併用できない)、ブローチ、ブーツカバー 絶妙に色味を変えているせいで何気にフルセット!全力投球の制作ですよ これにめんどくさいデザインのウィッグまで作らないとなので 中々にハードルの高い一発芸となっております しかも小道具がこれですよ 背景ののぼり 作っている最中から笑いが止まらんかったです! しかもこれも地味に手間がかかっていて 木枠の接合部分は我が家の造形担当がわざわざ組み木の仕様にして 上手に合わさるように作ってくれました 感謝! ブーツカバーも見てください 長年作り続けて地味にラインの精度を上げてきた成果を大発揮しました こんな一発芸で……次はいつ使うか分からないのに! じゃん! ムーン(本物)と並べるともう永遠に笑っていられる しかもムーンの青色の方がしっかりした色味で V・ムーンは比べると少しくすんでいるので絶妙に偽物感が出ているんですね ムーンで使用した青のカシドスがメーカー廃盤でもう使えなかっただけなのですが 今回に至ってはよい仕事をしたなあという感じです 正直ムーンの青生地はこの廃盤になったカシドスが色味も質感もダントツだったので 今後ムーンを作る時にどれを使ったらいいのかと頭を悩ませております 単体なら気付かないけど並べてわかるこの格差よ どうしたらいいんだ 二コマでコント 衣装だけでも伝わってくる両者の温度差よ 最高だな 今回の102話ですが、AKIKOさんが初期脚本をお持ちだったので 確認させていただきました(感謝) 隅沢さんの書かれた脚本ですね。佐々木憲世さんの演出が着く前でございます ここには何とヴィーナスに変装ペンを渡すシーンがあったりします 本編だとここはちょっと濁した風に変更されていますね V・ムーンの登場をよりセンセーショナルな見せ方にしたかったのだなと推測 (本編ではその後「折角ルナから変装ペンを借りたいのに~!」と補足が追加されていた) こういうちよっとしたセリフ回しの変更で場の印象が変わるから演出ってすごい そしてこれが驚愕の事実でした V・ムーンの登場シーンの説明 「それは、必要以上に宝石や鎖などに飾られたヴィーナスの変装したセーラームーンだった」 ちょっとまって情報が多すぎて困惑する!! 隅沢さんのイメージしていた変装ってどんなだったのマジか しかも『姿を見せるV・ムーン』という表記で、このキャラがV・ムーンという名前なのだと知りました これはすごい! なるほどヴィーナスのVなのかな Vちゃんも匂わせてて絶妙ですね 今までは美奈子ムーンと呼んでいたのですが 今この時点からV・ムーンに変更させていただきます 毎度初期脚本は勉強になってありがたい限り 永遠に分析していられる すげえ 毎週更新しているこのブログですが 来週はちょっとよく分からないくらいの制作修羅場なので一週間お休みします コスナビ展に向けて制作と撮影が佳境です エタムンの羽頑張って作る 映画もついに始まります 盛り上がっていくぞー!
衣装レポ
今回は原作版の十番中学女子制服です。 原作版は襟のラインが三本 リボンも濃いピンクよりの色味で合わせてます 上着丈をかなり短くし、前後4か所を絞ってスマートに見せる セーラー服はダボっと着るイメージではありますが 二次元の再現に近づけるなら少しでもスマートに見える方がイイ 正直ダボっとしていないと着れない構造なんですよセーラー服って ゆとりがあれば目立たない脇チャックで着脱できるのに 敢えて目立つ後ろチャックにしてまでもラインをシュッとさせて見せたい! 制服はシンプルだからこそ ラインを計算して丁寧に作らないとスマートに見えないよなあと個人的に思います シンプルis難しい 原作なのでペチコート!必須! スカートが自然とふんわり広がるし頑張ってスカートなびかせればチラ見える!最高! 最近ペチコートの重要性に沼ってます 当時の等身大の女の子みたいで良き哉ペチコート 変身しても履いてるのがリアルでまた良い |
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