セーラームーンの色々なんでもあれやこれ
そういえばこの記事書くのを忘れていた
10月のオンリー直前にイクニ展京都行ってきました 東京開催がホント期間短かったから超嬉しかった! 掲載している写真は全て撮影OKエリアのものです 歴代作品のキャラ達 ここにはいませんがセラムンが原点(特に劇場版)なのはお分かりですよね 壁紙も凝ってます これ数日の会期だけで捨ててしまうのもったいないつらい 星野リリィさんからのお花の中に こっそりりんごを発見 これはセンスが良い、素晴らしい 要所の注意事項もイクニワールド 好きや、こういう細かい仕事たまらんな さあ早速一番最初からお目当てがお目見えです R劇場版、だってここが全ての原点 全てのイクニワールドはここから始まっていく 演出が入る前の初期台本を持っているので持参して 道すがら読み込んでいたのですが ホントもう、これを読むと一層に幾原さんのすごさが分かるんです ぶっちゃけほとんど中身違うんですよ、でも全く別物ではなく 大まかな筋はそのまま残し、たった60分でギュッと詰め込んだ構成力よ シリアスながらも要所にギャグを織り込んだ演出よ しゅごい、しゅっっごい!! 本当に、R劇場版は色んな方の奇跡が繋がって出来た作品です そして当時のミュージカルのポスターに斉藤レイさんと木村早苗さんを発見 まじか!知らなかった ビデオの最後にミュージカルのダイジェスト入ってて 見たことあるのに気付かなかった さらざんまいのカッパ等身大 立体はテンション上がる、正面より後ろから凝視するタイプ サイズ感がカエル薬局のカエルである 展示物はどこもかしこも隅から隅まで、イクニワールドが満載で圧巻でした 生まれた時からの年表やら大学時代の作品まで飾ってあったのは 幾原さんらしくて笑った 正にオレの歴史資料館へようこそという感じ だがしかし、思っていたより真面目な人なんだなあと今回分かったのが一番の収穫 アニメの区分ごとに飾ってある言葉、全てカッコつけた厨二臭いものばかりなんだけど 内容は実はくそ真面目すぎて驚愕でした そしてとてもロマンチスト、思春期時代の男の子女の子の夢も希望も そしてドロドロした感情までもあますことなく表現して 最後は全てを包み込む包容力を見せつける 分かりますか、一切ブレてないんですよ原点(R劇場版)から イクニワールドのアニメは、毎回同じ余韻を感じて終わるので ものすごく安心して見ていられます ある意味ベタ、ベタとは安定と信頼があるからこそ成り立つ技法 毎回必ずブレない彼のテーマと、それを象徴する物が出てきます ウテナは薔薇、ピンドラはりんご、ユリ熊はキス、さらざんまいは希望の皿 人と人を繋ぐ愛の物語を、表現を変えて何度も何度も見せているだけ その原点が劇場版Rの花 痺れる、たまらん しかも常に時代が追いつけないような攻めた手法をしてくれるので 毎回ドキドキするし古臭くない、常にセンスがアップロードされていくのがすごい そんな斬新な表現の中にはごくシンプルな題材しかない、マジすごい どうしようこの人ただの目立ちたがりのカッコ付けじゃなかった…… ホントにすごい人だった、知ってたけど 五体投地したい勢いで崇め奉りたい、神様か しかし一つの作品1クール12話で作らなければいけないこのご時世 そんな短い尺の中できっちりまとめてくる構成力がホント素晴らしい R劇場版を60分でまとめてしまう方だもんな、1クールでも安心して見られる筈だ そんなR劇場版の資料もしっかり胸に刻んできました この部分だけ告知がギリギリだったし、正直ウラ事情を考えると 最後まで展示の調整で苦労されたんだなあと予想はできる それでも良かった、原点であるR劇場版がイクニ展に展示されて嬉しかった 劇場版終盤のセル画等がメインで飾られていたのですが セルが二重に重なって目の部分だけ主線が足されていたりして 機械のトレスで出なかった大事な部分は手で描かれたのかなあとか思ったりもしたのですが もしかしてあれか、経年劣化で線の色が薄くなってたから 今回の展示のために上から重ねて描いたってことかもしれん いや実は、描き足された部分だけ線が黒くて浮いてる感じに見えてしまい それがすげえ違和感で面白かったんですよね わはは! 最後のエリアには撮影ブースも かっぱ王子実寸にするとでけえです とても素敵な展示会を観れて良かった 是非名古屋にも来てプリーズ 飛ばさないでねヘイヘヘーイ |
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