セーラームーンの色々なんでもあれやこれ
今年一着目の制作セレニティ
今回は面白いお話をいただき、作らせていただきました 吉本新喜劇の谷川友梨さんの芸歴20周年単独イベントにて結婚式の劇をするとのことで セレニティドレスで式を挙げるのが夢だったからドレスを作って欲しいと伺い 何それすごい面白そうと二つ返事で受けさせていただきました(毎度二つ返事の人 全てのセレニティ制作においてそうしていますが 実際お会いしての打ち合わせの他に、我が家で採寸&フィッティングもさせていただきました ぴったりに仕上げるために絶対必要な過程なんですこれが 今回舞台の上で使用するので、色々な構造を特に念入りに考えました 安定してズレないドレスの内部構造、動きやすさ、動画のシルエット、 裾のひらみに照明があたった時の煌びやかさまで頑張って考えました いつも全力だけど、20年間のドレス制作の集大成みたいな一着になって達成感半端ない あまりの達成感に、普段あんまり思わないようにしているのですが 大変満足してしまって一瞬魂が抜けてしまいました 私の人生独学で、一人でドレス作れるところまで行き着いて 明日事故で死んでも仕方ないくらいには良い人生であったと思います(走馬灯 いやもうちょっと生きたいけど!セレニティ今年あと二着は作るしw やりたいことあり過ぎてまだ死ねないので、頑張って生きます かたつむりは腕も上げやすいように肩部分で固定 ビジュー手縫いでひたすら縫い付けた甲斐があり、舞台の上でキラッキラでしたヤッター スカートも100m程布は使用しているのでそのままでもふわふわですが 歩きやすさを考慮して今回ワイヤーパニエを内蔵 既成のパニエが短かったので、布を足して全体の位置を下ろし ゴワゴワのハードチュールはシルエットが崩れるので敢えて外し ワイヤーのラインが浮き出ないよう、サテンオーガンジーでコーティングもしました 見えないのに高い生地でコーティングするのが私のやり方(笑) 柔らかい生地の質感は、絶対表に反映するんだそうなんだ (家にある置いてある生地がいい生地しかなかったから、これを使うしかなかった裏話) この内部構造も経験積み重ねてここまでできるようになりましたワーイ すごく安定して全然ズレません ファスナーでセパレート分割もお手のものです スカートガンガン洗濯機で洗っちゃえ~ かたつむりは毎回最後に悩まされる、永遠の課題なのですが 最近作っているラインはまあまあ気に入ってたりします 鎧みたいな解釈で、造形ぽく硬い素材で作るのも有りだと思うのでまだまだ色々作りたい 無限大の可能性を秘めているセレニティ、追及の旅はこれからも続く 次回 谷川友梨さんのイベントレポに続く! |
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