セーラームーンの色々なんでもあれやこれ
半年くらい前に作った自分用ドレスのレポを年明けてようやっと書きます
去年は自分的にセレニティ年で、ものすごい勢いでドレスを作っていた気がします 恐ろしい話をすると、初めてオカダヤの会員ランクが上限に達しました ひいおそろしい……でもドレスってお金、面白いくらいなくなりますよね ウフフ 特にこのドレスはとてつもない執念を込めて作ったので、とても思い入れのある一着となりました 執念込めすぎてもはや怨念が宿ってます、きっと お先にtwitterではいつも速報を載せているのですが、ありがたいことにたくさんの方に 見て頂けて、ありったけの手間と愛を掛けて作ったのでとても嬉しかったです。 ねとらぼさんに取材のお話もいただきまして、光栄でしたので受けさせていただきました ねとらぼ ネオ・クイーン・セレニティのドレスを麗しく完全再現 透き通るような透明感がすごい そしてようやっと自分のブロクでもアップします 毎度マイペースにのんびりやってます 全身 全体的にアンティークな色味で仕上げようと、アイボリーの生地を使用しました スカートに使用したパウダーシフォンがとてもとても優秀で、 手触りがしっとりとしてドレープが綺麗に出るのですが 人気があるのにメーカーがすぐに生産をしなくなり、今や廃盤となってしまった とても残念なそんな裏話 これを触るともう他のシフォンは使えない……今後どうしたらいいのかと 悩まされていたのですが、一応新作の似たようなシフォンは出たようです それも良い肌触りですがやはりパウダーシフォンが一番だった 本当に無念…… 後ろのリボンは金の箔をうっすらと塗布した綺麗な生地を仕様 これまたとても上品な色味です 写真ではほとんどお伝えできないのですが 生で見るととても良い 上部分 今回は輪っか部分を刺繍で表現してみました 後にご説明しますが、これが中々の鬼畜仕様 おかげでネオクインの優雅さが表現できたと思います パールも金網がコーティングされたおもしろいものを見つけたので使いました 見つけたといってもこれまた大変な裏話がが しまむらのネックレスの一部のパーツでして、ひとつの完成品に8個しか 付いていないので、近場のしまむらから遠くまで探し回りかき集めた貴重品です 同じものは二度と作れない、今回のドレスはいろんな部分にそんな要素が詰まっています かたつむり部分の造形は家族と共に知恵を集めて仕上げました 細かい監修とデザインを私がやって、実際削るのは旦那さん 素材は石膏を使用しています 最近はパテで造形は作っているのですが 初期は石膏から始めた我らです このかたつむりに関しては石膏で良かったなと思います アンティークなイメージにはパテより石膏の方が合う気がする これも後ほど詳細書きますが、スカートの後ろ半分はボリュームをアップさせる為 内側にペチコートを組み込んでいます これをやらないとぺったんこでシルエットが出ません 後ろ半分だけというのにも自分なりのこだわりを込めています つづきから制作過程と詳しい説明を語りまっす お先に次回の記事予告 ~そのに ネオ・クイーン・セレニティへの道 装飾編~ 30世紀へと続く果てしない道のり その第二弾です ・スカート部分の型紙制作から仕上げまで 先ず型紙を作って裁断、表のスカートは生地を20m使用しています それだけでは膨らみが足りないので後ろ半分だけのペチコートも制作 後ろ半分というのがポイント 原作版のセレニティは透明感のあるイメージで、イラストによっては足が透けているように描かれている時があり スカートのボリュームも欲しいけど足元も透けたい! そんな二つを叶えるべく後ろだけ膨らみを出そうと試みました シフォンの薄さが際立つ透け感 このドレープ感に手触りのしっとり感まであるのはパウダーシフォンだけ 廃盤はほんと辛い事実 後ろ半分だけのペチコートでも20m分生地を使っているので スカート部分だけで合計40m程の計算 半端ない布量なので運ぶ際はかさばって大変 胸部分は多種類のブレードを重ねて模様を浮かばせる 白銀と金色を程良く重ねて自分好みの色味を出してます ど鬼畜の刺繍 図案を何度も何度も試行錯誤して書き直し決定 こっそりデマンドの胸のにょろにょろのイメージをデザインに組み込んでいるのが 個人的裏萌えポイント 自分だけが分かるネオデマ たまらん 図案を完成させたらダイソーの刺繍シートでなぞり、ひたすら縫うべし縫うべし これが一体どのくらいの時間が掛かるのか、戦々恐々としたのだけれど ここが一番のキチガイポイントだった わずか三日で仕上げてしまい、ちょっと自分で自分がよく分からなかった 時を超えた気がする 嘘だろ 5種類の糸を使用して色味を調整し、立体感が出るようにしています かたつむりの制作風景 私が描いたデザインをひたすら削る旦那さん 監修が鬼です ありがとう旦那さん 白塗装の上にアイボリーで影を付ける 影塗装は私が頑張りましたよ! 執念と情熱とお金を一心に注ぎ込んだ一着 写真では詳細が伝わらないので実物をどこかに展示したいです マネキンで飾ってくれる展覧会とかないですかねどこにでも連れて行きますよかったら是非ミミ |
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