セーラームーンの色々なんでもあれやこれ
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情勢の事情で延びに延びた映画が遂に公開されました
そんな訳で初日行ってきましたよう!

三回目行ってきて修正&追記
今後内容が増えていくかもしれません



試写会で一足先に本編は観ていたので
おかげで初日は心落ち着かせゆっくり挑むことができました
マジで初回はただ景色を必死に追うだけで終わってしまうので
内容をじっくり噛み始めるのは二回目から
そんな二回目を迎えたのでレポ

がっつりネタバレを含みますので折りたたみます




セラクリから引き続き、原作ベースのストーリーになりますが
今回は特にがっつり原作に寄せている感じでした 流石姫の監修なだけある
要所でふっと原作の絵柄が出てきて
アニメなのに突然原作が出てきた!?とよく分からない驚きをする私

公演前にチラ見せで変身バンクを既に確認していましたが
めちゃくちゃ当時アニメ感を前に出していたので
一体原作なのか当時アニメの焼き増しをしたいのか
方向性が曖昧で正直ドキドキだったのですが

始まってみればそこまで当時アニメという感じでもなく
だからといって全く違うものという訳でもなく
変身や技のバンクは当時感を交ぜつつアレンジを加えてあって
昔観ていた方も懐かしさを感じられる程良い感じになっていたなあと
確かに当時アニメを全部なかったことにする勢いで全然違うバンクになっていたら
そこまで90年代アニメを避けるの?混ぜちゃダメなの感が出て
変な所で邪推してしまってかもしれないので
個人的にすごく丁度良い混ぜ具合だったなあと思いました

そして今回何と行っても作画が良い
最初から最後まで超安定
当時の作監ごとの個性豊かな作画が好きなオタクには少し寂しい感覚もありましたが
安心して観れるのもまた心地よかったです
そして只野さんのキャラデザがマジで神
あー可愛いめっちゃかっこいい
まもちゃんとエリオスはかっこいいしちびうさも超絶かわいい
二回目をじっくり見て亜美ちゃんもめちゃくちゃ可愛くないか?!としみじみ滾る
三回目、マーズも超カッコいいじゃないかと滾る

余談ですが映画のCMにムーンライト伝説が使われていて
超待って実際は全然使われてないよΣΣ
とつい突っ込みしてしまいました(笑)
月色、月色シェノンもっと前に出して宣伝して
めっちゃかっこいから!よろねっくす!

ストーリーについて

四期はエリちびのストーリーがメイン
めちゃくちゃがっつり原作と言う感じでした
要所のアレンジはありますが、ホントマジ原作
四天王がまもちゃんを見守っているシーンはカットされていたけど
今回の映画だけ観た人には確かに突然登場しても
よく分からないかも?と思えば成程なあと

ペガサスがバンダイミュージカルのダブルムーンライトロマンスを
すごく意識している台詞回しで良かったです
ていうか元々原作の台詞なんですがね
世界観が解釈一致なので是非曲を聴いてから劇場へどうぞオススメ!

あともう胸が痒すぎて突っ込まないと見てられない所
エリちびのキスシーン!めっちゃ印象的で綺麗なシーンなのですが
ペガサスからエリオスに変わった瞬間
エリオスが何か噛み締めるように唇を少し動かして
超待てオマエいきなりその奪い方はどうなんだと
照れ隠しに石を投げたくなる衝動を必死に堪えて鑑賞しました
しかもキスの後に「今の僕にはこれが限界……」とか言うし
おうオマエ限界までの間に何をした
乙女の大事なものを奪っていく犯行許すまじ
と30世紀にいるキングに変わって殴り込みに行ってあげたいうずうずするこの拳よ
気恥ずかしくて死ぬかと思いましたこれでも褒めてます

三回目、果たして馬がキスしてるのか
エリオスがキスしてるのか論議に結論を見出だそうと
じっくり確認しておりました
結果、キスしていたのはエリオスだ
ペガサスは顔を上げさせただけで
その後ふわっと触れてるのはエリオス
ちくしょうエリオスめ、乙女の唇を以下略

あと何と言ってもここは語りたいという場面が
劇場版で貴重なアレンジ鷹まこのシーンですね

良かった、けどすごく辛かった
闇か、これが闇と言うものなのか……
いや個人的にセラムンは闇ファンタジーだと思っているので
私的にはたまらなかったのですが
もしかして歪んだ解釈をしているのかと心配してしまう程

まこちゃんが今のままじゃ自分の夢(お嫁さんとケーキ屋さんと花屋さん)
は叶えられないんじゃないか
このままずっと戦っていくだけで本当にいいのかと迷い
鷹さんに相談するシーン

「戦士なんてやめちゃえば?」

うん、私もそう思う
鷹さんの御辞に全ワタシが思いっきり頷いた瞬間
このままじゃ絶対貴女の夢叶わないから
今すぐ過酷な運命から全力で逃げてまこちゃん!!
応援上演だったら思いっきり叫んだ場面です

ここは敢えてこんな風に突っ込ませたい見せ方なのかなあと
私は思ったのですが
でも全体的なコンセプトはキラキラした美しい夢の物語
ここだけ闇展開だとすると妙に浮いてしまう矛盾

個人の夢を捨て戦士としての使命を選んだ姿をカッコイイと思えばいいのか
戦士として戦う事の方がお嫁さん他より強い夢だったと気づいたとでも思えばいいのか
わたしには解りかねませんでしたがとても苦しくて辛かったシーンです

鷹さんの最期の言葉
「貴方は夢を叶えてよね」
あれはセーラージュピターに言ったのかまこちゃんに言ったのか……
皆さんはどう解釈したのでしょうか
ここだけ見た人に感想を聞いて回りたい私です

決してセーラー戦士サイドが善だとは思わない
互いの信念をぶつけ合い、より強い想いが勝つだけである
この少年漫画的価値観を少女漫画に持ってきたのがセーラームーンの
最大の魅力なので、こんな解釈でもいいんじゃないかと自分で納得しておきます

追記
一番腑に落ちる言い方として、メリーバッドエンドかなあと思いました
第三者から見ればバッドエンドだけど、本人にとってはそれが幸せの道
ようは納得して進んでいればそれでいい
傍から見た人が自分の価値観で測るもんじゃない
ネガティブじゃなくてポジティブな結末ならすべてハッピーエンドです まる


そしてそして、テーマ曲の月色chainon
発売と同時にカラオケに直行して歌いまくってきましたが
何だあの闇歌詞は……
姫の歌詞はどこか重くて闇背景を感じ取ってしまう
ホント、これマジでセーラーコスモスなんですよイメージが
もしくは前世の傲慢なセレニティ
冒頭から朽ちた花びらに~とか
ちょっとまって少しくらい明るさを感じさせてもいいじゃない!?
仲間みんなに囲まれて幸せなうさぎちゃんが一切浮かんできません
彼女はいつも孤独、最後にはたった一人
そんな末路がどうしても過ってしまう歌詞
えっと、ワタシ解釈あってます?大丈夫なのこの人の頭
めちゃくちゃたまらんです最高か……
だからすごく勿体なくて…
これ、是非Ⅴ期の映画のエンディングで聴きたかったです
セーラーコスモスを想って泣きたかったです
大丈夫なのⅤ期のテーマ曲これよりちゃんと重くなる?
頼むよ!セーラーコスモスの辛さを語ってくれよくださいお願いします
追記がどんどん熱くなっていく

熱くなっていく追記の追記
小幡公春さんのご本でアニメの影の入れ方について
2000年以降に画期的な革命があったという内容を拝見し
じっくりと影の入れ方なども確認しながら観てみたり
斜め上手前からの光源だったのが真上になったおかげで
どの方向からも影が同じ付き方になったとのことで
おお、成程……本当だ
ついでに注目したのが、制服プリーツの影の方向
制服プリーツは動きや見え方によって場面毎に変わるのが暗黙のお約束
車ヒダも逆方向になったり正面だけ箱ヒダになったり
もう何でもアリの世界なのでレイヤー泣かせになるんですが
セラエタはどうなのかなと検証した結果

ほとんど一致してこの影の付き方でした
ごくたまに正面だけボックスだったりはしたけど

車ヒダの方向はこれが正解(左にポッケがくる構造)なので
完全にリアルスカートの再現を徹底しておられる これは素晴らしい

余談ですが無限学園の男子制服ネクタイをひとつ取ってみても
当時アニメはストライプ柄が結び目も同じ方向を向いてるので作りネクタイ
セラクリは結び目が反対方向になっているのでちゃんと結んでいたりする
すんげえ細かい部分までちゃんと再現してるんですよね すっげえ
リアルな服の構造を意識して作るようになってきたのでしょうか

もう一個余談

去年SSのちびうさ制服を作った時に
途中まで作って間違いに気づいて没にしたスカート
当時アニメだとSSは全部ボックスプリーツなんですよね
前ヒダにしてしまって頭を抱えつつ作り直した過去なのですが
セラエタはこっちだった
何と無駄になりませんでした やった!


さあこのままあと一ヶ月で後編です
後編で一番楽しみなのは何と言ってもクイーンとネヘレニアの過去話!
え、エターナル変身じゃないの!?と言う感じですが
個人的にクイネヘクイのリバしまくりカップリングに長年萌えているので
もうココ、ココが念願のお楽しみシーンですね

月の二人の女王
光と対の闇、闇と対の光
原作では前世の因縁が根深い彼女たちを
どう描写されるのか楽しみすぎる
ここちゃんと時間取ってよ!頼んだからね!!

前世の月はシルバーミレニアムの天下でしたが、
実は光と闇で月が二分されていたなんて妄想を広げるとたぎります
鏡に闇の女王を閉じ込めてしまってその均衡が崩れると王国は滅びるとか
そんな妄想設定張り巡らせてわくわく待機しています

闇が深ければ深いほど光が増すのよ
もーっとかがやきーたーいー!

いざれっつ後編!!!

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プロフィール
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うさこ
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女性
趣味:
コスプレ
自己紹介:
しがないセラムンおたくです。
デマうさ狂いのほたるマニア
セラムン愛に人生掛けてます
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